IDC AI & Automation Forum 2025, Japan
One day event
受付開始、ウェルカムドリンク、展示見学
開会挨拶
村橋 俊介
代表取締役社長, IDC Japan 株式会社
講演1 『AIエージェントが加速する自動化とオペレーションの変革』
AIは2025年に本格的導入段階を迎え、多くの国内企業が実験/試行からAIの現実の業務への適用範囲の拡大と広範な自動化を進めようとしています。IDCでは、AIエージェント技術や、マルチエージェント間のシステムとしての「エージェンティックAI」の急速な発展がこうした領域拡大を支え、多くの企業/組織でAIユースケースの飛躍的な拡大をもたらすとみています。本講演では、AIエージェントやエージェンティックAIの発展に向けたテクノロジースタックの変化、特に、「自動化」やアプリケーションへの影響、あるいは働き方とプロセスに与える影響について、最新のIDC調査から俯瞰的に考察して行きます。
植村 卓弥
シニアリサーチマネージャー、Software & Services, IDC Japan 株式会社
講演2 『AI時代の“データ整備基盤”とは? Alteryx Oneが実現するAI Data Clearing Houseの全貌』
AI活用が進む中、多くの企業が「データ整備の壁」に直面しています。リアルタイム処理や大量データへの対応、品質管理されたデータの生成は不可欠ですが、異なるシステムや部門に分散した未整備なデータが障害となっています。Alteryx Oneは、データ準備から分析、レポート作成までを一貫して行える統合プラットフォームであり、AI Data Clearinghouseはその中核として、AIに適したデータを整備・管理・提供するための統合基盤で、可視化されたワークフローでセキュアにデータを整備し、LLMやAIエージェントに最適化された形式で出力が可能です。本セッションではその具体的な活用方法を詳しくご紹介します。
新郷 美紀 氏
ソリューションエンジアリング リードセールスエンジニア, アルテリックス・ジャパン合同会社
ネットワーキングタイム(ホワイエにお飲み物をご用意いたします)、展示見学
講演3 『AI対応データセンターにおけるベストプラクティス』
AIの急速な進化に伴い、データセンターは前例のない高密度化と電力・冷却の課題に直面しています。Vertiv Japanの講演では、拡大する需要への対応と、2030年を見据えた次世代インフラの方向性を提示。Vertivが持つ液体冷却技術やモジュール型データセンター、エンドツーエンドの導入支援力を通じ、持続可能で柔軟な成長戦略を実現する道筋と、同社が考えるデータセンター設計・運用の最先端を解説します。
倉橋 健 氏
カントリープレジデント, Vertiv Japan合同会社
講演4 『競争力を高めるAI活用:AI-poweredのSmartsheetで実現する組織全体の業務最適化』
多くの企業でDXやデジタルビジネス推進、そして人材不足対策が不可欠となる中、AI活用への期待は一層高まっています。しかし、AI単独でビジネスの可能性を最大限に引き出すことは困難です。重要なのは、AIをいかに既存の業務フローやチームワークに統合し、組織全体の力を引き出すかです。本セッションでは、AIを搭載したSmartsheetが、どのように組織の競争力強化を支援するかをご紹介します。単なる業務効率化ツールではなく、業務の自動化、リアルタイムな情報共有、そしてチーム間のシームレスな連携を実現するAI-poweredのプラットフォームとして、Smartsheetは「組織全体の業務最適化」を実現します。ワークフローの自動作成やダッシュボードの構築支援といったAI機能が、日々のプロジェクト管理や業務を飛躍的に効率化します。また、具体的な事例を交えながら、限られたリソースでも最大限の成果を生み出すための具体的な方法を解説します。
嘉規 邦伸 氏
社長執行役員, Smartsheet Japan 株式会社
講演5 『CTCが考えるAIで実現する未来図』
市場から常に変革を求められる企業・ビジネスにおいては、AIの使いこなしが競争力の源泉となります。本講演では、企業が持つ様々な課題を解決するため、CTCが高度AI技術を用いてどのように課題を解決しようとしているのか。さらに、顧客と共に作り上げる未来図についてご紹介いたします。
久保田 さえ子 氏
デジタルサービス事業グループ デジタルサービス開発本部 本部長, 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
昼食(お弁当をお召し上がりいただきます)、ネットワーキングタイム(ホワイエにお飲み物をご用意いたします)、展示見学
講演6 『AIエージェントによる自動化の現在地と将来展望』
AIエージェントおよびマルチエージェント間のシステムとしてのエージェンティックAIは、推論技術の急速な進化と相互運用性の向上を背景に、業務自動化の実現に向けた中核技術として幅広い産業やビジネス機能の現場で注目を集めています。IDCでは、AIエージェントの導入と活用の進展が企業の業務オペレーションの変革を促し、タスクからプロセス、そしてビジネスの自動化へと範囲を拡大させると見ています。本講演では、最新のIDC調査結果をもとに、AIエージェントの導入状況や企業が抱く期待値の現状を整理し、実運用に向けた課題を明らかにします。そして、今後の展望として、AIエージェントの能力を最大限に活かすための戦略的な取り組みと企業が取るべき具体的なアクションについて考察します。
木村 伸一
リサーチマネージャー、Software & Services, IDC Japan 株式会社
講演7 『AI×オートメーションで実現する次世代業務改革 ― 成長と効率化を両立する戦略』
人材不足や市場変化の加速により、企業は限られたリソースで高い成果を出すことが求められています。本講演では、AIと人、自動化ソリューションの融合によって業務プロセスを再構築し、生産性向上と企業競争力強化を同時に実現するための戦略をご紹介します。ガバナンスとセキュリティを保ちつつビジネス全体を可視化し、組織全体にわたり真の業務自動化を実現するために企業が押さえるべき成功要因を、最新事例と共にお届けします。効率化のその先にある「変化に強い組織」への道筋を描きます。
杉浦 雅史 氏
エンタープライズ営業本部 本部長 常務執行役員, Blue Prism株式会社
ネットワーキングタイム(ホワイエにお飲み物をご用意いたします)、展示見学
講演8 『AI/AIエージェントのビジネス適用のための課題』
AIがIT市場に浸透しつつある現在、全社的なAIアシスタント利用や業種/業務特化のAIモデル利用が進んでいます。一方で、試験的導入で頓挫する事例も数多く発生しています。本格的なAI/AIエージェントのビジネス活用による成果の達成に向けて、企業に解決な必要な課題について、ユーザー調査結果を基に考察します。
眞鍋 敬
シニアリサーチディレクター、Software/Service Solutions, IDC Japan 株式会社